| 価格 | ¥149,600 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年10月下旬 |
| メーカー | MOTU |
※本サイトはアフィリエイトプログラムにより収益を得ている場合があります。
DTMやライブレコーディングの現場において、「マイク入力を増やしたいけれど大型のラック機材を持ち運ぶのは大変」「高品位なプリアンプとルーティングの柔軟性を両立させたい」という悩みは多くの方が抱えているのではないでしょうか。
そんな制作現場のニーズに応える注目モデルとして、MOTUから「OctaLite」が登場しました。
ハーフラックという極めてコンパクトなスチール筐体でありながら、独立した8基の高性能マイクプリアンプ、内蔵DSPエフェクト、直感的なミキシング機能を凝縮。
オーディオインターフェースとしての単体利用はもちろん、ADAT拡張ユニットやスタンドアローンミキサーとしても柔軟に機能するOctaLiteの魅力とスペックを、詳しく解説します。
MOTU OctaLiteの特徴と概要
MOTU OctaLiteは、持ち運びやすさとプロスペックの入出力を兼ね備えた16×12 USBオーディオインターフェースです。
ポータブルなサイズ感ながら、ドラムのマルチマイキングやバンドの一発録り、アコースティックアンサンブルのレコーディングまでカバーできる高いポテンシャルを誇ります。
ハーフラック筐体に8系統のマイク/ライン/楽器入力を凝縮
OctaLiteの最大の強みは、22×17.5×4.5cmというハーフラックサイズの中に、XLR/TRSコンボジャックを8系統搭載している点です。
フロントパネルに2系統、リアパネルに6系統を効率よく配置し、デスクトップ上でもスペースを取らずにスマートにセッティングできます。
すべての入力端子がマイク、ラインレベル、楽器(Hi-Z)の入力に対応しており、ギターやベースのDIレコーディングもダイレクトに行えます。
また、8チャンネルそれぞれに独立した+48Vファンタム電源スイッチを備えているため、コンデンサーマイクとダイナミックマイクが混在する現場でも安心して運用可能です。
クラス最高峰のサウンドクオリティ
音質面においても妥協はありません。8系統のマイク入力にはBurr-Brown™製オペアンプを採用しており、極めて低ノイズかつ原音に忠実な透明感あるサウンドを提供します。
プリアンプゲインは最大+74dBを誇り、ゲインを多く必要とするリボンマイクや低出力のダイナミックマイクでもクリアに増幅可能です。
アナログ出力セクションには、ハイエンド機で定評のあるESS Sabre32 DACテクノロジー(ES9026PRO DAC)を搭載。
実測値でダイナミックレンジ125dB、THD+N -114dBという驚異的な数値を記録しており、ミックス時の微細なニュアンスの確認や正確なモニタリングを力強くサポートします。
制作から配信、ステージまで対応する多彩な機能性
OctaLiteは単なる多チャンネルインターフェースにとどまらず、状況に応じて3つの役割をこなす万能デバイスとして設計されています。
超低レイテンシー設計と安定したドライバー
MacおよびWindows環境それぞれに最適化されたMOTU謹製のUSBオーディオドライバーにより、高い安定性と業界トップクラスの低レイテンシーを実現しています。
Digital PerformerなどのDAWと組み合わせた場合、96kHz / 32サンプルの設定においてラウンドトリップ・レイテンシー(RTL)はわずか2msを記録。プラグインをインサートした状態でのモニタリングでも、演奏への違和感を感じさせません。
ライブ配信に必須のループバック機能
インターネット配信やポッドキャスト制作に便利なループバック・チャンネルを標準装備しています。
パソコンやiOSデバイス内の再生音と、OctaLiteに入力されたマイクや楽器の音をミックスし、配信ソフトへ手軽に送出可能です。
さらに3系統のバーチャル・ミックスバスを活用することで、配信リスナー用のミックスと自身のモニタリング用ミックスを個別に分けるといった高度な音響設定も行えます。
iOS対応とCueMix 5によるワイヤレスコントロール
USBオーディオ・クラスコンプライアントに対応しているため、iPadやiPhoneとケーブル1本で接続可能です。
専用コントロールアプリ「CueMix 5」を使用すれば、ミキシングバランスや内蔵エフェクトのパラメーターを手元のタブレットから直感的に操作できます。
ステージ上での同期演奏や、野外でのマルチトラック録音でもPCレスでスマートに完結します。
オプティカル・エクスパンダーとしての拡張性
OctaLiteは、スタンドアローンのADATプリアンプ拡張ユニットとしても極めて優秀です。
ADATオプティカル入出力を備えており、光デジタルケーブル1本で既存のシステムに8チャンネルのマイク入力を追加できます。
特に「UltraLite-mk5」とは同一のマイク入力回路を採用しているため、組み合わせて10系統以上の入力を構築した際も、チャンネル間で音質やキャラクターのばらつきが一切発生しません。
828や16Aといったラック型インターフェースと組み合わせるサブユニットとしても理想的な選択肢となります。
すぐに楽曲制作を始められる充実のバンドルソフト
ハードウェアの導入と同時に、楽曲制作をスムーズにスタートできるソフトウェア類が付属している点も見逃せません。
- Performer Lite:独自の楽曲トラックを素早く録音、編集、ミックス、マスタリングできるフル機能のDAWソフトウェア。100種類以上のバーチャルインストゥルメントや豊富なエフェクトを標準搭載しています。
- 高品位サウンドライブラリ:Big Fish Audio、Lucidsamples、Loopmastersといった業界トップブランドから提供された、多彩なループやワンショットサンプルをダウンロードして利用できます。
OctaLiteの主な製品仕様
導入を検討する際に確認しておきたい主要スペックは以下の通りです。
- 対応サンプルレート:44.1 / 48 / 88.2 / 96 / 176.4 / 192 kHz
- アナログ入力:XLR/TRSコンボジャック ×8(Hi-Zギター入力対応、個別+48Vファンタム電源)
- アナログ出力:1/4インチTRSバランス出力 ×2(L-R)、1/4インチTRSステレオヘッドフォン出力 ×1
- デジタルI/O:ADATオプティカル / SMUX / TOSLink(光S/PDIF)切り替え対応
- 総オーディオI/O数:最大16イン / 12アウト(44.1/48kHz時)
- コンピューター接続:USB-C(USB 2.0 クラスコンプライアント対応)
- MIDI端子:MIDI IN / MIDI OUT(各1系統、16チャンネル対応)
- ディスプレイ:高解像度ホワイトOLEDディスプレイ
- サイズ・重量:幅22 × 奥行17.5 × 高さ4.5 cm / 1.36 kg
まとめ
MOTU OctaLiteは、優れたオーディオ性能、堅牢なスチールボディ、そして多用途に対応する柔軟なルーティング性能を兼ね備えたハーフラック・デバイスです。
メインのオーディオインターフェースとしてスタジオレコーディングや配信に活用するのはもちろん、既存システムの入力数を増やすADATエクスパンダーや、現場用のポータブルミキサーとしても真価を発揮します。
高品位な8系統のマイクプリアンプを省スペースかつ高音質に手に入れたいクリエイターにとって、OctaLiteは制作環境を劇的にアップグレードしてくれる頼もしい相棒となるはずです。
