| 価格 | ¥65,000 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年10月 |
| メーカー | MUSICOM LAB |
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空間系エフェクターを多用するギタリストにとって、避けて通れないのが「原音(ドライ音)の音痩せ」や「デジタル変換によるレイテンシー・音質劣化」の課題です。
特にペダルを直列に接続した場合、ドライ信号本来の太さや芯が損なわれがちになります。
そうした悩みを根本から解消する待望のギア、MUSICOM LABのパラレル・エフェクトループ・システム「Parallelizer III」が2026年10月に登場します。
本機は3系統のステレオSEND/RETURNを備え、原音とエフェクト音を劣化なく並列(パラレル)ミックスできる高機能ミキサーです。
ここでは、Parallelizer IIIの魅力や特徴的な機能を詳しく解説します。
音質を極限まで保つオールアナログ回路と高ヘッドルーム設計
Parallelizer IIIの最大の強みは、オーディオ信号経路がすべて純粋なアナログ回路で構築されている点です。
内部のバッファー回路やミキサー部には選び抜かれた高品質コンポーネントが採用されており、ギター本来の生々しいドライ信号をそのまま保持します。
また、一般的な9V電源を入力としながらも、内部回路で±9V(実質18V)に昇圧して駆動する設計を採用。
最大音声信号レベル+15dBuという広いヘッドルームを確保しているため、ラインレベルに近い高出力信号が入力されても不要な歪みが発生せず、クリアで透明感のあるサウンドを実現します。
3系統のステレオSEND/RETURNによる多彩なルーティング
Parallelizer IIIは、ステレオ入出力に加え、完全に独立した3系統のステレオSENDとステレオRETURNを搭載しています。
ディレイやリバーブなどのステレオ空間系ペダルを最大3台まで並列接続し、ドライ音を混ぜ合わせて出力することが可能です。
トップパネルに配置されたノブを操作するだけで、ドライ音および各エフェクト音のミックスバランスを直感的に調整できます。
直列接続特有の「前のエフェクトの残響に次のエフェクトがかかって濁る」現象を防ぎ、極めて立体的でクリアな空間サウンドを作り出せます。
柔軟なMIDIコントロールと128通りのメモリー機能
現代の複雑なペダルボードシステムにもスムーズに統合できるよう、Parallelizer IIIは高度なMIDI機能を備えています。
MIDI IN端子を介して外部のMIDIスイッチャーやコントローラーから、ドライ信号および各ループのオン/オフをリアルタイムに制御可能です。
4つのノブで設定したミックスレベルは、最大128個までプリセットとして内部メモリーに保存できます。
MIDIプログラムチェンジ(PC)を受信することで瞬時に呼び出せるため、楽曲やセクションごとに最適なミックスバランスを即座に切り替えることができます。
選べる4種類の動作モード
- Manualモード:本体のノブ操作をダイレクトに反映するシンプルなモード
- MIDI PCモード:プログラムチェンジによって保存した128個のプリセットを呼び出すモード
- MIDI CCモード:コントロールチェンジによる各系統のオン/オフやリアルタイム制御を行うモード
- MIDI PC+CCモード:プリセット呼び出しとリアルタイム制御を組み合わせた最もフレキシブルなモード
Parallelizer IIIの主な仕様
ペダルボードへの組み込みを検討する際に重要なスペックは以下の通りです。
- 入力/リターン インピーダンス:1 MΩ
- 出力/センド インピーダンス:100 Ω
- 最大音声信号レベル:+15 dBu
- 消費電流:220 mA(DC9V センターマイナス)
- 外形寸法:168 × 110 × 70 mm
- 重量:670 g
まとめ
MUSICOM LABのParallelizer IIIは、ピュアなドライサウンドを死守しつつ、ステレオエフェクトのポテンシャルを最大限に引き出すパラレル・ループ・システムです。
オールアナログの高品位設計と、128プリセット対応のMIDIコントロールが融合しており、プロフェッショナルなサウンドメイクを求めるギタリストにとって理想的な選択肢となるでしょう。