YouTubeやニコニコ動画、TikTokなどで人気の「歌ってみた」動画。大好きな曲を自分らしく歌って投稿してみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ始めようと思っても「どんな機材を揃えればいいのか分からない」「高価な機材が必要なの?」と悩んでしまうことも少なくありません。
結論から言うと、歌ってみたは適切な機材を選ぶことで、初心者でも自宅で高品質な音源を録音することができます。
この記事では、「歌ってみた」に必要な機材の全体像、必須アイテムとあると便利な周辺機器、予算別の選び方まで徹底的に解説します。
歌ってみたの制作に必要な機材一覧
まずは、歌ってみたの録音・制作に必要な機材の全体像を把握しましょう。
機材は大きく分けて「絶対に揃えるべき必須機材」と「音質や作業効率を高める便利機材」の2つに分類できます。
【必須】絶対に揃えたい基本機材
- パソコン(またはスマートフォン)
- マイク(コンデンサーマイクまたはダイナミックマイク)
- オーディオインターフェイス
- モニターヘッドホン(またはイヤホン)
- 録音・編集ソフト(DAW)
【推奨】音質と使いやすさを向上させる機材
- マイクスタンド
- ポップガード(ポップフィルター)
- マイクケーブル(XLRケーブル)
これらを適切に組み合わせることで、ノイズの少ないクリアな歌声を録音できるようになります。それぞれの役割と選び方を詳しく見ていきましょう。
【必須】歌ってみた制作に欠かせない基本機材5選
高クオリティな歌ってみた動画を作るために、まず優先して揃えたい5つの必須機材を解説します。
1. パソコン(またはスマートフォン)
歌ってみたの録音や編集を行うための中心となる機材です。
スマートフォンでも簡易的な録音は可能ですが、本格的なクオリティを目指すならパソコン(WindowsまたはMac)の使用を強力におすすめします。
パソコンを推奨する理由は、DAW(録音ソフト)の機能がフルで活用できる点や、外部機材との接続安定性が高い点にあります。
スペックとしては、Core i5 / Ryzen 5 以上のCPUと、8GB(できれば16GB)以上のメモリを搭載したモデルがあるとスムーズに作業が進みます。
2. マイク
歌声を拾うための最も重要と言っても過言ではない機材です。
マイクには大きく分けて「コンデンサーマイク」と「ダイナミックマイク」の2種類が存在します。
・コンデンサーマイク(歌ってみたに最もおすすめ)
感度が高く、息遣いや細かな声のニュアンスまで鮮明に拾ってくれます。
プロのレコーディング現場でも広く使われています。ただし、周囲の雑音も拾いやすいため、静かな環境で録音する必要があります。

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・ダイナミックマイク
耐久性が高く、余計な生活音を拾いにくいのが特徴です。カラオケボックスやライブステージでよく使われています。
部屋の防音対策が難しい環境や、パワフルな歌唱スタイルの方に向いています。

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3. オーディオインターフェイス

オーディオインターフェイスは、マイクから入力されたアナログの声信号をデジタルデータに変換してパソコンに送るための機器です。
また、パソコンからの音声を高音質でヘッドホンに出力する役割も担っています。
パソコンに直接マイクを挿すだけでは、音の遅延(レイテンシー)やノイズが発生してしまいます。
オーディオインターフェイスを通すことで、遅延のないクリアな音で自分の歌声を聞きながら録音できるようになります。
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4. モニターヘッドホン(またはイヤホン)

録音時に伴奏(オケ)を聞いたり、自分の歌声のピッチやニュアンスを確認するために使用します。
普段使いのリスニング用ヘッドホンは低音が強調されていることが多く、正確な音の確認に適していません。
原音を忠実に再生してくれる「モニター用」のヘッドホンを選ぶことで、歌のズレやノイズに気づきやすくなります。
密閉型のヘッドホンを選ぶと、マイクへの音漏れを防ぐことができるため安心です。
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5. 録音・編集ソフト(DAWソフト)

DAW(Digital Audio Workstation)は、パソコン上で音声を録音・編集するためのソフトウェアです。
伴奏音源を取り込み、自分の歌声を別トラックに録音していく作業を行います。
初心者には、無料で使える「Studio One Prime」や「GarageBand(Mac専用)」がおすすめです。
有料ソフト(Studio One Artist/Professional、Cubaseなど)を購入すると、ピッチ補正やノイズ除去などの高度な編集機能が利用できるようになります。
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【クオリティUP】音質を格段に高める周辺機器
必須機材に加えて揃えておきたい、録音クオリティや利便性を高める周辺機器をご紹介します。
マイクスタンド

マイクを手で持って録音すると、手ぶれによるノイズ(ハンドリングノイズ)が入ってしまいます。
マイクスタンドでしっかり固定することで、常に一定の距離と角度で安定した録音が可能になります。
デスクに取り付けるアームタイプと、床に立てるスタンドタイプがあります。
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ポップガード(ポップフィルター)

発音時に発生する「パ行」や「タ行」などの強い息(ポップノイズ)がマイクに当たるのを防ぐ道具です。
また、歌唱中の唾液がマイク内部に付着するのを防ぎ、精密なコンデンサーマイクの寿命を延ばす効果もあります。
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マイクケーブル(XLRケーブル)

マイクとオーディオインターフェイスを接続するための専用ケーブルです。両端が3ピンの丸い端子(XLR端子)になっているものを選びましょう。
安価すぎるケーブルはノイズの原因になるため、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが大切です。
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初心者が失敗しない機材の選び方と予算の目安
歌ってみたを始める際、どれくらいの予算を用意すべきか悩む方も多いでしょう。
ここでは予算別の構成例と失敗しない選び方のポイントを紹介します。
予算別:導入コストの目安
・【予算1万円〜2万円】手軽にお試しプラン
USB接続タイプのコンデンサーマイク(オーディオインターフェイス機能内蔵)を使用する最もシンプルな構成です。
省スペースで手軽に始められますが、将来的な機材のステップアップには制限があります。
・【予算3万円〜5万円】本格派おすすめ定番プラン(一番人気)
本格的なコンデンサーマイク、オーディオインターフェイス、モニターヘッドホン、周辺機器を一通り揃える標準的なプランです。
十分な音質が確保でき、Mix(ミックス)作業を依頼する際にも高品質な音源を提供できます。
・【予算10万円〜】プロ仕様・長期利用プラン
高品質なマイクやオーディオインターフェイス、防音・吸音材まで徹底的にこだわるプランです。
音質の透明感や解像度が飛躍的に向上します。
迷ったら「スターターセット」の検討もおすすめ

どの機材同士が対応しているか分からない初心者の場合、大手音響メーカーが販売している「歌ってみたセット」や「DTMスターターセット」を購入するのも賢い選択です。
マイク、オーディオインターフェイス、ヘッドホン、ケーブルがセットになっており、互換性の心配なくすぐに使い始めることができます。
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歌ってみた動画完成までの基本的な流れ
機材を揃えた後、実際にどのように動画を制作・投稿していくのか、全体のプロセスを確認しておきましょう。
1. 音源(インスト・カラオケ)の準備
歌いたい曲の公式インスト音源(Off Vocal音源)を用意します。
ボカロ曲などは本家動画の概要欄やPiapro(ピアプロ)等で二次利用ガイドラインに従って配布されていることが多いです。
2. 録音(レコーディング)
DAWソフトに伴奏を取り込み、テンポ(BPM)を合わせた上で自分の歌声を録音します。
音割れ(クリッピング)が発生しないよう、適切な入力レベルに調整して録音するのがポイントです。
3. Mix(ミックス)とエンコード
録音した歌声と伴奏の音量バランスを整え、EQやコンプレッサー、リバーブなどのエフェクトをかけて楽曲として完成させる作業(Mix)を行います。
自分でMixを行うか、ココナラやTwitterなどでMIX師(依頼を受けてくれるエンジニア)に依頼します。その後、音源と動画を合わせる「エンコード」を行います。
4. 動画投稿
完成した動画ファイルをYouTubeやニコニコ動画、TikTokなどのプラットフォームにアップロードします。
楽曲の権利者表記やクレジットを忘れずに記載しましょう。
まとめ:自分に合った機材を揃えて歌ってみたを始めよう
歌ってみたに必要な機材は、最初に一通り揃えてしまえば長く使い続けることができます。
高額な機材を最初から全て買い揃える必要はなく、まずは自分の予算に合わせた基本構成(マイク+オーディオインターフェイス+ヘッドホン)からスタートするのがおすすめです。
適切な機材を使うことで、あなたの歌声の魅力を何倍にも引き立てることができます。
ぜひ自分にぴったりの機材を手に入れて、歌ってみたの世界への第一歩を踏み出してみてください。