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【ESP】 AMAZE-AS-5 MEI Custom登場|MEI愛用の5弦ベースが製品化

ベース ESP 2026.09.27 公開
価格 ¥946,000
発売日 受注生産
メーカー ESP

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日本を代表するギター&ベースブランドであるESPより、実力派ベーシストMEIが愛用する5弦ベースを忠実に再現した「AMAZE-AS-5 MEI Custom」が正式に発表・製品化されました。
ハイエンドベースの定番モデルとして長年プロ・アマ問わず支持を集める「AMAZE(アミーズ)」を基盤とし、本人の徹底したこだわりと現場のフィードバックが惜しみなく注ぎ込まれたシグネチャーモデルです。

近年、アンサンブルの低音域を支えるだけでなく、テクニカルなスラップやメロディアスなソロプレイなど、5弦ベースに求められる役割は多様化しています。
そうした現代の音楽シーンにおいて、圧倒的な音抜けと抜群のプレイアビリティを誇るMEIの実機がどのように製品化されたのか、気になっているプレイヤーも多いのではないでしょうか。

本記事では、ESP AMAZE-AS-5 MEI Customの基本スペックやサウンドの秘密、細部に宿るカスタマイズの魅力まで徹底的に解説します。

ESP AMAZE-AS-5 MEI Customの概要と製品化の背景

ESPの「AMAZE」シリーズは、伝統的なJBスタイルを踏襲しつつ、わずかに小ぶりに設計されたスレンダーなボディシェイプ、アクティブ回路の搭載、優れた操作性など、現代的なアプローチを取り入れたESP屈指のロングセラーベースです。

その完成度の高さから、ジャンルを問わず数多くのトッププレイヤーが愛用しています。

ベーシストMEIとそのサウンドスタイル

卓越したグルーヴ感と確かな演奏技術で注目を集めるベーシストMEI。
力強くタイトなローエンドから、繊細でキレのある高音域までを自在に操るそのプレイスタイルは、多くのリスナーや同業者から高く評価されています。

激しいステージングの中でも常に正確なピッチとダイナミクスをキープするために、彼女が自身のメイン機としてオーダーし、過酷なライブやレコーディングの現場で研ぎ澄まされてきたのが、このAMAZE-AS-5のカスタム仕様でした。

ファンとプレイヤー待望の市販化

ステージで放たれる印象的なルックスとクリアかつパンチのあるトーンは、ファンの間でも常に話題となっていました。
アーティスト本人が現場でそのまま使っている楽器と全く同じクオリティを求めるファンの熱い要望、そして実戦的な5弦ベースを求めるプレイヤーたちの声に応える形で、今回満を持してカタログモデル・製品化へと至りました。
単なるアーティストのコレクターズアイテムにとどまらず、現場直結の即戦力ギアとして仕上がっている点が最大のトピックです。

マテリアルと外観デザイン:厳選されたウッドスペック

AMAZE-AS-5 MEI Customのボディやネックには、長年ESPが培ってきた木材選定のノウハウが惜しみなく注ぎ込まれています。
アコースティックな鳴りを最大限に引き出しつつ、アンサンブルの中で埋もれない芯のあるサウンドを生み出すマテリアル構成を見ていきましょう。

アッシュボディがもたらすレスポンスと音抜け

ボディ材には、モデル名にある「AS」が示す通り、厳選されたホワイトアッシュが採用されています。
アッシュ特有の明瞭なアタック感と、引き締まった低音域、そしてワイドレンジな周波数特性は、5弦ベースのLow-B(Low-B string)の鳴りを濁らせることなくクリアに出力するために最適な木材です。
スラップ時の心地よいパーカッシブなトーンや、指弾き時の粒立ちの良さは、このアッシュボディのポテンシャルによる恩恵を強く受けています。

ハードメイプルネックと高密度な指板

ネックには強度の高いハードメイプル材を使用。ボルトオンジョイント構造でありながら、ハイポジションへのスムーズなアクセスを可能にするネックヒール部の大胆なスラント(斜めカット)処理が施されています。
多弦ベースにおいて特にシビアとなるネック剛性も極めて高く、長時間のステージや環境の変化にも耐えうる頑強さを誇ります。
スムーズなフィンガリングを支える指板サイドの丁寧なエッジ処理など、ESPの職人技(クラフトマンシップ)が随所に光ります。

MEI Customを象徴する個性的なカラーとフィニッシュ

本機の大きなアイデンティティとなっているのが、ステージ上で強烈な存在感を放つカラーリングとパーツのコンビネーションです。
木目を美しく引き立たせるフィニッシュと、オリジナリティあふれるピックガードの配色が絶妙に融合し、上品さとアグレッシブさを兼ね備えたビジュアルに仕上がっています。
照明の当たり方によって表情を変える独特の質感は、所有する喜びをより一層深めてくれます。

ピックアップとエレクトロニクス:実戦的なトーンコントロール

AMAZE-AS-5 MEI Customが誇る最大の武器は、柔軟性と力強さを兼ね備えたエレクトロニクスセクションです。
繊細なタッチニュアンスから轟音のスラップまで、プレイヤーの意図を忠実にスピーカーへと伝達します。

ESP Custom Lab CL-P-J5 ピックアップ

心臓部となるピックアップには、ESPが誇る自社開発ライン「ESP Custom Lab」の5弦用シングルコイルピックアップがマウントされています。
ヴィンテージJBの持ち味であるウォームかつ豊かな倍音感をベースにしつつ、現代のハイゲインなアンプやデジタルモデラー、PAシステムにダイレクトに送ってもノイズが乗りにくい設計となっています。

5弦の重低音から1弦のハイフレットまで、各弦の音量バランスが非常に均一である点も特筆すべきポイントです。

ESP CINNAMON プリアンプによる3バンドEQ

プリアンプには、プロベーシストからの評価も極めて高い「ESP CINNAMON」を搭載しています。
CINNAMONは、楽器本来のアコースティックな鳴りをスポイルすることなく、自然なイコライジングが可能なアクティブプリアンプです。

  • Bass:ボトムエンドを過度にブーミーにすることなく、重心だけをグッと持ち上げるチューニング。
  • Middle:バンドアンサンブルの中でベースの輪郭を前に出す、もっとも実用的な帯域をピンポイントで補正。
  • Treble:耳障りな超高音を抑えつつ、指先のアタックやスラップのプル音を煌びやかに際立たせる設計。

さらに、コントロールノブのプッシュ/プル操作によってアクティブとパッシブの切り替えが可能です。
パッシブ時にはトーンコントロールとして機能するため、電池切れのトラブル回避だけでなく、ヴィンテージライクで枯れたベーストーンを意図して鳴らしたい場面でも即座に対応できます。

ハードウェアのこだわりと高いプレイヤビリティ

演奏性と音質の安定性を支えるハードウェアにも、妥協のないパーツ選定が行われています。

高精度なブリッジとペグシステム

弦振動をロスなくボディへ伝えるブリッジには、質量のある高精度パーツを採用。
弦高やオクターブ調整がシビアに行えるだけでなく、弦間ピッチの安定感により右手のピッキングフォームがブレにくいのが特徴です。

また、ヘッド落ちを防ぐ軽量なチューニングペグが配置されており、ストラップで構えた際の重量バランスが完璧に計算されています。長時間の演奏でも左手に余計な負荷がかかりません。

細身のネックグリップと低弦高セッティング

5弦ベースに苦手意識を持つプレイヤーの多くが「ネックの太さ」「弦間ピッチの広さ」を理由に挙げます。
しかし、AMAZE-AS-5 MEI Customは人間工学に基づいたスリムなCシェイプネックを採用しており、4弦ベースから持ち替えた際にも違和感が少なくなっています。

フレットサイドの処理も極めて滑らかで、速いフレーズの移動やローポジションからハイポジションへのグリスも引っ掛かりなくスムーズ

現場で求められる高い演奏性

5弦ベースでは、単純にネックを細くするだけでは十分な剛性と安定性を両立できません。
AMAZE-AS-5 MEI Customでは、演奏性と5弦ベースとしての安定感を両立するため、ネック形状やフレット周辺の仕上げまで細かく煮詰められています。

特にテクニカルなフレーズを多用するプレイヤーにとって重要なのが、ポジション移動時のスムーズさです。
ハイポジションまで自然に手を運べるネックヒール形状と、丁寧に処理されたフレットエッジによって、コードプレイから高速なフィンガリングまで幅広い演奏スタイルに対応します。

また、5弦ベースならではのLow-Bを正確にコントロールするには、左手のフィンガリングだけでなく、右手側での弦間隔やピッキングポジションも重要になります。
本機は単なる「5弦仕様のAMAZE」ではなく、実際のステージで5弦を積極的に使うプレイヤーの要求を意識した設計が特徴です。

AMAZE-AS-5 MEI Customのサウンド

本機のサウンドを語るうえで注目したいのが、明瞭なローエンドと中高域の抜けを両立したトーンです。

5弦ベースでは、Low-Bを強調しすぎるとバンドアンサンブルの中で音が膨らみ、輪郭が失われてしまうことがあります。一方で低域を絞りすぎると、5弦ならではの存在感が薄くなります。

AMAZE-AS-5 MEI Customでは、ピックアップとプリアンプ、そしてボディやネックの組み合わせによって、低音域に十分な厚みを持たせながら、各音の輪郭を維持できるサウンドを狙っています。

指弾きで得られるタイトなローエンド

指弾きでは、低域の太さとアタックの明瞭さを両立したサウンドが特徴です。

ルートを中心としたベースラインでは、Low-Bの低い音域までしっかりとした芯を感じられる一方、ミドルレンジには適度な存在感があり、ギターやキーボードが加わったアンサンブルでもベースラインを追いやすいサウンドを作りやすくなっています。

特に5弦を使った低音域のフレーズでは、音程感が重要になります。本機のキャラクターは、単に「低い音が出る」だけではなく、低音域でも音符の輪郭を維持しやすい方向にまとめられている点がポイントです。

スラップで際立つアタック感

スラップ奏法では、アッシュボディとシングルコイルピックアップによる明瞭なアタックが活きてきます。

プルによる高域のきらびやかさと、サムピングによる低域のパンチを組み合わせることで、現代的なスラップサウンドを作りやすい構成です。

さらに3バンドEQを利用すれば、演奏する楽曲やアンプ、PA環境に合わせて低域・中域・高域を細かく調整できます。

例えば、ファンクやポップスでタイトなサウンドを狙う場合は低域を必要以上に持ち上げず、中域を適度に残すことでリズムの輪郭を強調できます。
逆に、重厚なロックサウンドでは低域と中低域を少し強調することで、5弦ベースらしいスケール感を引き出せます。

パッシブ/アクティブを使い分けられる柔軟性

AMAZE-AS-5 MEI Customの実用性を高めているのが、アクティブとパッシブを切り替えられる仕様です。

アクティブモードでは、搭載されたプリアンプによってベース、ミドル、トレブルを積極的に調整できます。
ライブ会場やスタジオによって変化する音響環境に対して、楽器側で素早くサウンドを補正できるのがメリットです。

一方、パッシブモードではよりシンプルな操作感で楽器本来のキャラクターを活かしたサウンドメイクが可能です。

この切り替え機能は、単に多機能というだけではありません。

DIやアンプ、ペダルボードなど、さまざまな機材を組み合わせる現代のベースシステムでは、楽器側のEQを積極的に使う場合と、後段の機材に音作りを任せる場合があります。

その両方に対応できることは、ジャンルや現場を問わず使いやすい大きなメリットと言えるでしょう。

MEIのプレイスタイルを支える5弦仕様

MEIのプレイスタイルを語るうえで、5弦ベースという選択は重要なポイントです。

4弦ベースではE弦より下の音域を演奏するためにポジション移動やドロップチューニングが必要になる場合がありますが、5弦ベースならLow-B弦によって低音域をそのままカバーできます。

そのため、低音域から高音域までポジション移動を抑えながらフレーズを構築できるほか、コードやメロディを取り入れたベースプレイでも自由度が高くなります。

さらに、5弦ベースは単純に低い音を追加するだけではありません。

同じフレーズでも異なるポジションで演奏できるため、音色やアタック感を変えながらラインを構築できるというメリットがあります。

こうした5弦ならではの演奏上のメリットと、MEIが求める高い操作性を組み合わせた点が、AMAZE-AS-5 MEI Customの大きな特徴です。

こんなプレイヤーにおすすめ

AMAZE-AS-5 MEI Customは、5弦ベースをメイン楽器として使いたいプレイヤーだけでなく、4弦から5弦へのステップアップを考えているプレイヤーにも注目したいモデルです。

特に、

  • 低音域までクリアな5弦ベースを探している
  • スラップやテクニカルなプレイを多用する
  • アクティブ/パッシブを使い分けたい
  • ライブとレコーディングの両方で使えるベースが欲しい
  • 5弦でも演奏性を妥協したくない
  • プロ仕様の国産ベースを探している

といったプレイヤーとの相性が良いモデルと言えるでしょう。

また、AMAZEシリーズの基本的な設計思想をベースにしているため、奇抜なシグネチャーモデルというよりも、実戦で長く使える5弦ベースとして考えられる点も魅力です。

ESP AMAZE-AS-5 MEI Customまとめ

ESP AMAZE-AS-5 MEI Customは、AMAZEシリーズの持つ高い完成度をベースに、ベーシストMEIの演奏スタイルや現場での要求を反映した5弦シグネチャーモデルです。

アッシュボディ、5弦用シングルコイルピックアップ、ESP CINNAMONプリアンプ、3バンドEQ、アクティブ/パッシブ切り替えなど、サウンドメイクの幅を広げる装備を搭載。

さらに、5弦ベースで重要となるネックの操作性や低音域の音程感、ステージでの扱いやすさにもこだわった仕様となっています。

シグネチャーモデルでありながら、特定のアーティストのファンだけに向けたモデルではなく、5弦ベースを使って幅広いジャンルで演奏したいプレイヤーにとっても興味深い存在です。

MEIのプレイスタイルに憧れている人はもちろん、スラップやテクニカルなベースプレイを追求したい人、そして国産ハイエンド5弦ベースを探している人にとって、今後注目しておきたいモデルと言えるでしょう。